ターミナル期のどうぶつの介護をする飼い主さんには、多くの身体的、心理的痛みが伴います。例えば、この子がいなくなったらどうしたらいいのだろうという不安や、この子がこうなってしまったのは自分のせいではないかという自責の念にかられることもあるかもしれません。治療方針の選択について、自分の選択が正しいのかという迷いが伴うこともあるでしょうし、また介護による睡眠不足や食欲不振から体調を崩すこともあるでしょう。
そのような状態の中で、わが子のQOLを維持するのはなかなか難しいことです。そのような時、とにかく一人で抱え込まず、信頼できる相手に話しを聞いてもらうことが役立ちます。家族でも、友人でも、ペット仲間でも、獣医さんでも・・・。自分が感じている痛み、様々な想いや悩みを理解してくれる人達のサポートが、ターミナル期のどうぶつを支える助けとなります。介護に伴う負担は一人で負い切れるものではありません。ターミナル・ケアのためには、介護する家族自身の心のケアも必要だということを心にとめておいて下さい。
「相談したら迷惑になるのでは?」「こんなことを言ったら相手が困るかもしれない」「できるだけ人に頼らず自分の力で頑張らなければ」などという心理が働くかもしれません。しかし介護の時期は長い人生からみればひと時のことです。あなたと同じようにどうぶつを愛し、あなたの気持ちを理解しようとしてくれる方々からのサポートを受け取ってください。そしていつかその方がサポートを必要とするときに、今度はあなたがその方の支えとなって下さい。
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