「○○ちゃんのために、いつまでも悲しい顔をしているのはやめよう」といった励ましは、飼い主さんの悲しみを内にこもらせてしまいます。
病気で長く苦しんだ後に「○○ちゃんも大往生でしたね」というのは、死んでよかったねと言っているようなもの。「そろそろ次の子を飼おう」というのは、より心の傷を広げる結果になります。
落ち込んでいるのを見ると、なぐさめ、はげましてあげなければならないとつい思ってしまいがちですが、まずは話を聞いてあげることからはじめましょう。
飼主さんと同じ立場に立って、「つらいね」「悲しいね」という気持ちを示す程度にとどめましょう。
個人差はありますが、ペットロスの症状は時間の経過とともに軽くなるものです。しかしまれに悲しみからいつまでも立ち直れずに、正常でない悲嘆や合併症を伴った複雑な悲嘆など病的なペットロスを引き起こしてしまう人がいます。
死別後1ヶ月以上経っても悲しみがまったく癒えない、不眠が続く、食欲不振または過食がしばらく続き、ひきこもりがちになるといった重い症状がみられる場合は、心療内科の受診や、臨床心理士、ペットロスカウンセラーに相談することをお勧めします。
また、重いペットロス症状を抱えた人は、体験者の集会等グループワークに参加するとかえって悪化することもありますので無理に勧めないよう配慮してください。
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