一般的に大切なわが子(ペット)を失った後、涙とともに充分に悲しむことができると、気持ちの整理がつきやすいようです。感情の解放がうまくできれば立ち直りや回復も早くなる傾向がありますが、これには周囲の理解と支えが欠かせません。
しかしペットとの別れを体験したことのない人は、この悲しみはわかってもらえないことが多く、「ペットが死んだくらいで、何がそんなに悲しいの」と心ない言葉が投げかけられることもよくあります。これでは本人は悲嘆を抑圧して押し隠し、無理をするようになります。
ここでは家族・友人がペットロスの飼い主様を支える際に心がけるポイントについてご紹介いたします。
ペットロスカウンセラー・獣医師。日本ペットロス協会代表。
日本で初めてペットロスのグリーフ(悲嘆)セラピストとしてペットを失った人々のカウンセリング、心理療法に従事。2000年よりペットロスパラ(準)カウンセラー養成講座を川崎市にて開講している(通信講座あり)。ペットロス臨床の第一人者として関連書籍・ビデオの監修や翻訳を多数手がける。
●日本ペットロス協会
電話044-966-0445(受付時間)平日11時~19時
ペットロスを体験している大部分の人が、ふだんは悲しみを隠して日常生活を送っているはずです。どうぶつのことを愛している人に話を聞いてもらうだけで、ずいぶん楽になるはずです。
意識して慰めたり、励ましたりする必要はありません。「そうだよね...。うん、うん」とか「悲しいのが自然なのだから、我慢せずに泣いたほうがいいよ」など、共感するように気持ちを受け止めてあげてください。
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